Apache HTTP Server Version 1.3
Starting Apache
Apache の起動
Unix では、httpd プログラムは普通、リクエストをハンドルする、常駐するデーモンとして走ります。HTTP サービスへの接続がある毎に、インターネットデーモン inetd によって Apache を起動することも可能です。(ServerType 命令を使用してください)
しかし、これはお勧め出来ません。
Windows では、Apache は Windows NT ではサービスとして走り、Windows 95 ではコンソール・アプリケーションとして走ります。
Windows で走らせる Apacheも見てください。
コマンドラインのオプション
以下のオプションが httpd のコマンドラインで認識されます:
-d serverroot
-
serverroot に対して ServerRoot の初期設定をします。
これは設定ファイルにある ServerRoot によって無効になります。Unix のデフォルトでは
/usr/local/apache、
Windows では /apache、OS/2 では /os2httpd です。
-D name
-
IfDefine directive で使う名前を定義します。このオプションは、設定ファイルの中で特定の機能を可能にするか、ホスト固有の情報が <IfDefine> セクションに書かれている、いくつかの独立したホストに共通な設定のために使います。
-f config
-
起動時に config で httpd コマンドを実行します。config が
/ で書かれていなければ、ServerRoot への相対パスになります。デフォルトでは conf/httpd.conf です。
-C "directive"
-
実際にいつもの設定ファイルを読む前に、Apache に "directive" を処理させます(まるで設定ファイルの一部であるかのように)。
-c "directive"
-
いつもの設定ファイルを全て読んだ後に、Apache に "directive" を処理させます。
-X
-
内部的にデバッグするためだけに、シングルモードで実行します; デーモンは末端や分岐点の子プロセスからは分離しません。普通のウェブサービスを提供する場合には、このモードを使わないでください。
-v
-
httpd のバージョンと構築日を表示して、exit します。
-V
-
httpd のベースバージョンと構築日を表示し、Apache サーバの動作とパフォーマンスを左右するコンパイル時の設定(例えば、-DUSE_MMAP_FILES)を表示して、exit します。
-L
-
directive を、有効な場所と要求する引数と一緒に表示して、exit します(Apache 1.3.4 とそれ以降。それ以前では -l)。
-l
-
サーバにコンパイルされている全てのモジュールを表示して、exit します(Apache 1.3.4 とそれ以降。それ以前では -h)。
directive を、有効な場所と要求する引数と一緒に表示して、exit します(Apache 1.2 から 1.3.3。 それ以降では -L)。
-h
-
httpd のオプションを表示して、exit します(Apache 1.3.4 とそれ以降。それ以前では -?)。
-S
-
設定ファイルから解析される設定を表示しますが(vhost の設定の不備を示すだけです)、サーバを起動しません
(Apache 1.3.3 までは、このオプションでサーバを起動しました)。
-t
-
設定ファイルの構文をテストしますが(すなわち、全ての設定ファイルを読み込んで解析します)、サーバを起動しません。
もし設定ファイルにエラーがあれば、エラーメッセージを表示して non-zero exit ステータスで exit します。そうでなければ、"Syntax OK" と表示して、
zero exit ステータスで終了します。
-k option
- Windows のみ: Apache を再起動、あるいはシャットダウンします。
option は"shutdown"か"restart"のどちらかです(Apache 1.3.3 とそれ以降)。
-?
-
httpd のオプションを表示して、exit します(Apache 1.3.3 まで。それ以降は -h)。
設定ファイル
サーバは3つの設定ファイルを読み込みます(訳注: Apache 1.3.4 からは設定ファイルを httpd.conf に統一することが推奨されています。
Apache 1.3.4 以降ではデフォルトで httpd.conf のみを使います。)。
なんらかの directive がこれらのファイルに現れます。これらのファイル名はサーバ・ルートに対する相対パスを取ります; これは ServerRoot directive か、httpd コマンドラインの -d、Windows の場合はレジストリ(Windows で走らせる Apacheを参照)によって設定されます。
ファイルは:
conf/httpd.conf
-
サーバ・デーモンを制御する directive を扱います。ファイル名は httpd コマンド・フラッグ
-f で無効になります。
conf/srm.conf
-
サーバがクライアントに与えるドキュメントの仕様を制御する directive を扱います。ファイル名は ResourceConfig directive によって無効にすることができます。
conf/access.conf
-
ドキュメントへのアクセスを制御するdirective を扱います。ファイル名は AccessConfig directive によって無効にすることができます。
しかし、これらの既定のものにとらわれる必要はありません。
サーバは mime のドキュメントタイプのあるファイルも読みます;ファイル名は TypesConfig によって設定され、デフォルトでは conf/mime.types です。
ログファイル
セキュリティの警告
Apache がログファイルを書き込むディレクトリに書き込みが出来る者は、通常 root としてサーバが起動される uid に対するアクセスを、ほぼ確実に得ることができます。この重要性の認識がないままに、ログが蓄積されるディレクトリに対するアクセスを人に与えないでください;詳細については、security tips ドキュメントを見てください。
pid ファイル
デーモンの起動時に、親 httpd のプロセス id を logs/httpd.pid ファイルに保存します。このファイル名は PidFile directive を使って変更することができます。プロセス id は、デーモンを再起動したり終了させたりする管理者が使うためのものです: Unix では、HUP や USR1 シグナルはデーモンにコンフィギュレーションファイルを再読み込みさせ、TERM シグナルはデーモンを正常終了させます; Windows では -k というコマンドラインのオプションを使います。詳細については、停止と再起動 ページを見てください。
もしプロセスが異常終了(あるいは殺される)すれば、子の httpd プロセスを殺す必要があります。
エラーログ
サーバはログファイルにエラーメッセージを残します。デフォルトは Unix では logs/error_log、Windows と OS/2 では logs/error.log です。ファイル名は ErrorLog directiveを使って設定できます; virtual hosts には、異なる別のエラーログを設定することができます。
転送ログ
サーバは転送ファイルに対するそれぞれのリクエストをログします。デフォルトは Unix では logs/access_log、Windows と OS/2 では logs/access.log です。ファイル名は TransferLog directive か、CustomLog directive で作られた追加ログファイルによって設定することができます; virtual hosts には、異なる別の転送ログを設定することができます。
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